腹式呼吸のメリット 【西院のオーダーメイド整体リーベルメンテ】
2022/11/17
空気の交換は肺で行われていますが、肺自体が自ら伸び縮みできるわけではなく、周囲の筋肉や骨の動きによって伸ばされたり縮められたりしています。
私たちは無意識に呼吸を繰り返していますが、主に腹式呼吸と胸式呼吸の2つの呼吸法があります。
胸式呼吸とは、肋間筋(肋骨と肋骨の間の筋肉)を使い、肋骨の上げ下げにて行われる呼吸法です。
腹式呼吸とは、胸腔と腹腔を仕切っている膜状の筋肉である横隔膜を使う呼吸法です。
肋間筋や肋骨、横隔膜の動きにはどれも制限がありますが、肋間筋や肋骨のほうが動く範囲が少なく、横隔膜のほうが動く範囲が大きいです。
横隔膜に引っ張られることで肺は広がりやすくなり、胸式呼吸よりも腹式呼吸のほうが肺活量も多いとされています。
腹式呼吸のメリットとしては
・自律神経を調節しリラックスできる(副交感神経を優位にする)
・姿勢がよくなる
・インナーマッスルを鍛え、腰痛予防とお腹の引き締め効果が期待できる
・便通が改善しやすい
・声量が増える
・代謝が向上する
などがあります。
腹式呼吸を行う際のポイント
・息を吸うときにお腹を膨らませる
・息を吐くときにお腹をへこませる
・息を吐く時間は息を吸う時間よりも2倍ほどの時間をかける
お腹に手を置き、丹田(たんでん)というおへそから5センチ位下にあるに箇所に意識を集中させましょう。
1日5回位から始めてみて、徐々に回数を増やし、無理のないペースおこなってみてくださいね。