日光浴の必要性 【西院のオーダーメイド整体リーベルメンテ】
2022/05/10
過ごしやすい気温になりお出かけする方も増えたと思いますが
日の光を浴びると身体に対してどのようなメリットがあるかご紹介します。
・セロトニン
人は、ストレスを軽減させるために脳内に神経伝達物質のセロトニンを分泌しています。
セロトニンとは脳を活発に働かせる神経伝達物質のひとつで、別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。
セロトニンを増やすためには、日光浴をはじめ、適度な運動、バランスの良い食事を摂ることが必要になってきます。セロトニンが増えることで、ストレス解消や集中力アップ、気持ちが明るくなるなどの効果が期待できるといわれています。
逆にセロトニンが不足すると、慢性的なストレスや疲労、不眠、仕事への意欲低下、協調性の欠如、うつなどの症状がみられる人もいます。
・ビタミンD
日光浴をすることで、体内でビタミンDも作られます。
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けて骨を強くし、骨粗しょう症の治療に使われることで知られています。免疫の機能を調整・維持するなど、体の中でホルモンのように働いて、体中の細胞にさまざまな指令を出す、重要な働きを担っています。
しかし、日本人のおよそ半数が、ビタミンDが欠乏している状態と推計されています。
その理由としては、美白を意識して日焼け止めを塗ったり日傘を差したり、夏でも手袋をするなど、現代人は、紫外線の悪影響を恐れて、日光を過剰に避けるようになっているためです。
また新型コロナウイルスの影響で外出を控える人が多くなり、さらに日光不足が心配されています。
個人によって異なりますが、ビタミンDの欠乏が関連していると考えられている疾患には、がんや認知症、アレルギー疾患、感染症、精神障害(うつ病、季節性うつ、自閉症、統合失調症)などが挙げられています。
春・夏の場合は午後に紫外線が増えるので、午前中に日焼けに注意し、日陰でも良いので1日15分を目安にお散歩や日光浴をしましょう。
秋・冬の場合は紫外線が少なくビタミン生成が難しい季節といわれています。春・夏よりも長く、1日30分程度、お散歩や日光浴をすることがおススメです。
日光浴はカラダだけではなく心も健康にしてくれる効果があります。
天気の良い日にはウオーキングなどで日光浴をする機会を作ってみましょう。
また、水分補給をしながら熱中症予防もしっかりとおこないましょう。